2010年1月25日

GoProHD と Tubliss

物欲は生きるためのレシピ。
久しぶりに衝動買いした、物欲Goodsの簡単レビュー。




今まで動画撮影用に三洋のXactiを2世代に渡って使ってました。最初に買ったのはXactiの第1世代。初オンボードカメラだったので思い入れのあるモデル。動画を撮れるっていうことがすごく楽しかった。このモデルはレンズ内に埃が侵入してエラいことになった(のと飽きた)のでお役御免。で2つ目に買ったのはXactiの防水モデル。埃の心配は皆無になったけど、その独特な形と大型化のため、ヘルメットに固定して運用するのがキビしくてだんだん持って行かなくなってしまいました。
 ・・・そんな矢先に、アクセサリーが充実しているGoProがHD化。

気になる。

でもなー、36,800円 ってちょっと高いなー。ほしいアクセサリーを買うと4万越え。無いな、と俺のゴーストがささやく。
そんな欲しい物委員会の採決を覆す展開が。moto禅と交渉してアブでバラ売り開始。まじか。本体31,000円。欲しい物委員会が急遽招集され再審議。採決、決まりか?と思われたが、必要なオプションを追加すると値段があまり変わらないのと、普通のセットについてるアクセサリーがなくなってしまう。う~ん、無しかな、と悶々としているところで社長からナイスな提案。それなら買います。

で、 今手元にあったりする。

あれ、なんだっけ?レビュー?
昨日作業したTublissのテストを兼ねて朝も早くから自走で某所へ。本当はGoProHDで撮った動画を張り付ければいいんだろうけど、イロイロ大人の事情があったりするので今回はアップをヤメときます。

GoProHD
・今回はチェストマウントを使用。標準の位置だとハンドル周りばっかり映るのが気になる。次は一番上にして試してみよう。
・ヘルメットに装着するXactiより、チェストマウント出来るGoProは録画の操作が簡単。かつ、走行中に枝に引っかけて落とす事無く、気兼ねしないで普通に走れる。これはすごいメリットだと思う。
・FullHD画質はMadeInChainaな割に良好。やはり、4:3より16:9の方が視野が自然で良い。
・今回は午前中の山中。太陽と木陰のコントラストがかなり難しい場面が多かったが、スポット測光なら十分対応可能。自然な画が撮れた。凄い。
・FullHD以外ではキツ目の魚眼レンズのようなチョット不自然な画だなー。
(だけど、スキーとかなら視野が広くて逆にいいかも)
・GoProのプロモ映像にはかっこいい音楽がついている理由が分かった。つまり、そういう事だ。
・本家のサイトでHelmetHeroHD発見。最初からこれを輸入すればイイじゃんか。

Tubliss
・公道を走行後、現地で適当に落としたので正確ではないけど、0.5kg位でいってみよう。
・角がすっかりなくなったお疲れタイヤでもいつもよりグリップ感up!
・ビードストッパー兼メインのタイヤバルブのムシがやや奥まっていてタイヤゲージを選ぶ。塾長の教え、”空気圧は膝で押して確認”が役に立った。
・製品の特性を理解して目的があって使うのであれば強力な武器になる。低圧にしたいけどガレてるとか。裏山ファンライドとか。
・正直、まだ1度しか乗ってないので、今後も運用ノウハウを蓄積する必要がある

ざっくりこんな感じ。
再度、レビューし直します。

2010年1月24日

100-110 psi

周りの流れに乗って購入してみた。Tubliss、さっそくInstallデスヨ。



えーと、まずこの製品は何ぞ?って細かいことは(値段も)よく分からないまま注文したので、現物で製品内容を確認。要するに、チューブ代替手段の一種です。今ある選択肢はムースとかタイヤボールの詰め込み系か、outexのチューブレスキットのような気密確保系あたりでしょうか。

Tublissはどうなの?と言うと、空気圧が2系統あって、タイヤの中に自転車のタイヤとチューブを入れるイメージ。
・ インナーチューブの空気圧で外のタイヤのビードを内側から支える
・ 中のタイヤ(Tublissの赤いやつ)と外のタイヤの内側の気密でタイヤの空気圧を確保
イメージできるでしょうか?

そんな微妙な説明はさておき、何がメリットなのか?
 ・ 詰め物系よりは軽いので、チューブレス化の方法としては非力な小排気量にやさしい
 ・ 全周ビードストッパー(的な)構造 + リム打ちパンクはチューブの時よりは少ない、というか構造的に無いと期待したい
で、タイヤの空気圧をかなり(0.5以下とか)落とした運用ができるはず。

林道ツーリングとか特に極端な低い空気圧が必要でないなら何のメリットもないような気がしてる君、それを言っちゃあお終いだよ。裏山フリーライドなら、その優位性が最大限に引き出せるはず。パンクに気付かず今日のオレ、乗れてる!と思ったあの感覚が手に入るんだ!

ちょっと気になる運用上ネガとなりそうなのは
・ タイヤチェンジャーが使えない(5年ぶりぐらいに手でタイヤを組んだよ)
・ チューブに比べ、コスト/リスクを補う何があるのかという疑心暗鬼なオレのハート
・ 釘が刺さったらパンクするのは普通のチューブと変わりないんじゃね?
・ インナーチューブによる気密確保が肝、この辺の管理がシビアそう

細かいことは実際に運用してから再度考察するとして、いよいよ取り付け。

Official Tubliss Installation Video はココ

ビデオので気になった事
 ・ タイヤレバーは”tire spoon”って言うの?
 ・ ビードストッパーは”rim lock”?
呼び方が違うと、海外に行ったときにチョコッと困りそう。
あと、ビードストッパーの反対側からタイヤ入れるのは普通?俺は先に入れる派なんだけど…
まあ、いいや。

では作業。まず、ビードストッパーの穴を10mmに拡大。グリグリグリー。
リムってすごく固いのね。




穴を広げたら、ちゃんとTublissが刺さるか確認して、ビードストッパー兼、内部の圧力用バルブとインナーチューブのバルブの位置を調整してリムに組み付ける。この時に、焦ってビードストッパーのネジを外すの忘れ手作業を進めると後で大変なことに(笑

で、タイヤの組み付け。 こういう作業をしてる時に限って人が寄って来て囲まれるのはなんでだろ?囲まれたプレッシャーもなんのその、さらっと作業完了。


タイヤの空気圧って、大体「何キロ?」って聞くじゃん。1バールならほぼ同じ値(=1kgf/cm2)とか、ゆとり認識だったりするのが仇となったよ。
インナーチューブは ”100-110 PSI” が指定。なんだよ、PSIって。ま、要するに1キロぐらいだべ?と思って作業を進めて、いよいよ本丸のタイヤに空気入れたら、入れた勢いでそのまま出ていく。あー、そういえば事 前のヒアリングで新品タイヤじゃないとムリ(今回はド中古タイヤでトライ)、とか2,3回組んでいる内になんか知らないけど出来たとか聞いてたから、組み直しか、面倒だなーとか思いながら、ためしにインナーチューブに5キロぐらい入れてチャレンジしたらちゃんと入った。じゃあ規定の圧力に戻そうと思ってインナーチューブの圧力を抜いた途端、一緒にバシューとタイヤの空気が抜けちゃった。あれ?なんでだろ?



試行錯誤の結果、インナーチューブに5キロ入れとけば空気は入ることが分かった。ん?PSI?ゲージをよく見てみると、バールとPSIって全然値違うじゃん?100PSIって7キロじゃんか!(オレ的感覚でゲージの値を読み取った結果ね)
そんな訳で、今日は一つ賢くなりました。


 

ちょっと残念な知識がみんなにバレちゃったけど、作業的には一発でキメたぜ!
記念に添付されていたステッカーをリムに貼って完成。




さてさて、さっそく明日試してみるかな。