バイクを押すにはちょうどいいこの日、当然我々だけでなく他のスポーツにも最適な日であることを忘れていた。
予定ルートはイベント利用されており、バイクはダメだろ的な空気に満ちていた。林道だって公道なのに。仕方ないのでプランBに切り替えることにした。
そういえば去年も同じパターンだったのを思い出した。涼しくなっていい季節だから、また来年も同じことを繰り返しそうだけど。
普段とは異なり林道を歩く人がポツポツといる状態だったので、フラットな林道を最徐行で通過し、舗装路に出たところでメンバーを待つ。全員集まって次の目的地に出発しようとしたところ、「カキちゃんが居ません」ん?
迷う分岐もないし、ゆっくり走ったせいでプラグでもカブったかな?
使いを出してもなかなか帰ってこないので、2人目を派遣。
しばらくすると1人だけ戻ってきて、「バイクが川に落ちてます」・・・なんですと?
2人ではバイクを出せないらしいので全員で戻ると、本当に川に落ちてた。
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お分かり頂けるだろうか? |
第一発見者曰く、バイクの下敷きになって足が挟まって身動きできない状態で水に漬かっていたらしい。水深が深かったら溺死するところだった。アブナイ。
こんなのよく見つけられたよな。
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水浴びにはちょっと冷たいね |
日も短いのに、出だしでいきなり時間をロスしてしまったので、午前はヒルクライムを軽く嗜んで午後の部へ。
いつもサイコーな山越えコースでは今回初の試みとして全員バイクを交換して走ってみた。
RXVは誰が乗っても高評価で、モディファイを重ねたサスペンションとV-Twinのトラクションの良さが大絶賛。
自分はサスペンションチューニングで有名なT社による足回りのEXCとBeta 2T-RR、伝説の名車KDX220SRに試乗。
T社のサスペンションは林道初心者+ローダウンというオーダーの通り、フラットな林道では魔法のカーペットに乗っているかのような乗り心地。確かに林道初心者向けのセッティングとしてはすごいな、とは思うけど既に初心者のスピードレンジではないし、TBIの吹け上がりとフワフワの足回りがマッチせず、更にストローク不足もあって全体のバランスがイマイチ。
普段125ccの穏やかな出力に慣れた体にBeta 2T-RRは300ccの暴力的パワーとガチガチに固められたハンドル周りがガレ場で俺の体力を容赦なく削ってくる。やっぱりPHDSサイコー。
そしてKDX 220SR。30年前のバイクが動いているだけでスゴイのに、乗ってみたら意外とイイ。今でも十分通用する性能。
雲の上で夕日がきれいだな、なんて思いながら下山すると雲の下はもう薄暗い。やべ、無駄話で盛り上がりすぎた。
そんな感じで一日遊びつくしました。
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